わたしの小ぎれい料理|甘夏うどん

オレンジ色がきらめく、春の冷たいうどん

寒い日が続くかと思うと、カッと太陽が照りぐんぐんと気温が上がる日もある3月。暑い日にはふと、長らくご無沙汰をしていた冷たいうどんが食べたくなります。

ちょうど甘夏が旬。酸味がほどよく、果汁が濃厚で、皮の香りと色がよい甘夏は、ジュースやマーマレードにしても楽しめますが、お料理にも大活躍します。今回は果汁にお醤油を垂らして、うどんつゆとして使います。

普段のうどんには生姜やネギが欠かせませんが、今回ばかりは必要ありません。その代わりに、甘夏の皮を薬味にしました。彩りのための青みには、香りの弱い葉野菜を選んで。甘夏の風味を存分に楽しんでください。

甘夏うどん

材料(2人分)
うどん:食べたいだけ
甘夏(農薬不使用のものなら、皮も利用します):1個
大根:適量
水菜、小松菜、レタスなどの葉野菜:適量
醤油:適量

1.甘夏をよく洗い、底の皮を薄く削ぎます。なるべく白いわたが入らないようにします。削いだ皮は細切りにします。
2.甘夏を横半分に2等分し、果肉に指を入れながら果汁を絞り、種を取り除きます。下半分の皮は果汁を絞りながら小房の薄皮をはがします。
3.青み(今回は水菜)を刻み、2でできた甘夏の器に盛ります。
4.大根の皮をむいておろし、器に盛ります。
5.うどんを表示通りに茹でて、ざるにあげて冷やし、水を切ります。甘夏の皮を散らします。
6.そばちょこに果汁を入れ、好みの分量の醤油を足し、めんつゆにします。果汁と醤油を適宜足しながら、うどんをお召し上がりください。

 

小田原澪

小田原澪合同会社いとへん 共同代表

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文化財保護や市史編纂事業に携わった後、新聞記者として6年間、東京・多摩地域を歩く。2012年から仲間とともに合同会社いとへんを運営。多摩地域の歴史・文化、仏像、小ぎれい料理が大好物。2016年2月に八重山民謡の教室に入門し、三線と唄の練習が日課。

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