お蚕さん日誌|6月23日|仲良しミッチーとスッチーが無事に羽化した

注※最終章「お蚕さん日誌|今日のアルバム」に、写真をまとめました。ビジュアル的にニョロニョロ系・パタパタ系が苦手な方は、その前の章まで読んで、最終章はスルーすることをおすすめします。

昨日6月22日、ミッチーとスッチーが無事に羽化した。
朝起きて見ると、2頭ともすでに羽化していた。
嬉しい。
羽化の過程を目撃できなかったのは残念だけど、羽化の途中で死んでしまったプルミエの経験があるので、2頭が無事に羽化できただけで、とても嬉しい。

ミッチーとスッチーは、6月8日、数時間の差で糸を吐きはじめ、隣あって蛹をつくった仲良しコンビだ。
今年生まれた蚕のうち、蛹になったのが3番目と4番目ということで、ミッチーとスッチーと名付けて14日間見守ってきた(って、置いておいただけだけど)。

6月8日の朝、2頭が桑を食べなくなってボーッとしていたので、トイレットペーパーの芯を3cmほどの長さに切ったものを並べ、それぞれ中に入れてみた。
でも時期尚早だったようで、2頭ともそこから抜け出し、しばらくふらふらしていた。
見ていると、追っかけっこしているようでもあり、かくれんぼしているようでもあり、微笑ましかった。

夕方4時過ぎに見てみると、ミッチーがトイレットペーパー芯の小部屋に落ち着き、糸を吐きはじめていた。
スッチーは、その小部屋の端にのっかっていた。まるで、上からミッチーを見ているようだった。
そして夜9時過ぎに再び見たときには、スッチーも隣の小部屋で繭をつくりはじめていた。

蚕たちは、互いに干渉せずに桑を食べることだけに一所懸命な様子にも見えるが、ときどき深くコミュニケーションをとっているように感じることがある。
例えばミッチーとスッチーは、きっと同じ日に生まれて、同じリズムで育って、気持ちを通わせていたんだと思う。
ただ、羽化したあとは、その仲良しぶりはどこへやら。離れたままジーッとたたずむばかりだけど。

さて、この2頭も、ジーコと同じくメスだった。
同じ箱に入れておいたら、今日6月23日の昼過ぎに見ると、両方とも卵を産んでいた。

お蚕さん日誌|今日のアルバム:ミッチーとスッチーの仲良しショット

6月8日の朝、ミッチーとスッチーをトイレットペーパーの小部屋に入れてみたところ。

2頭とも、すぐに脱走。まるで追っかけっこしてるみたい。

かくれんぼしてるみたい。

夕方、ミッチーが糸を吐きはじめた。スッチーはそれを上から眺めているみたいだった。

夜見ると、スッチーも糸を吐きはじめていた。

翌日には、きれいな繭が2つ。

6月22日朝、揃って羽化していたミッチーとスッチー。

6月23日昼頃、揃って卵を産んでいた。体も卵も白くて、きれい。

安田 知代

安田 知代合同会社いとへん 共同代表

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長年、フリーの編集者・ライターとして活動後、2012年から仲間とともに合同会社いとへんを運営。著書『井の頭公園*まるごとガイドブック』(2008年ぶんしん出版)、『懐かしの吉祥寺 昭和29・40年』(20011年ぶんしん出版)など。郷土史の小ネタを調べるのが大好き。目下、多摩の山々の歴史を探索中。2015年末に原田病を発症し、ステロイド投薬による免疫力の低い身体と仲良くする方法を模索する日々を過ごしている。

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